歯周病は治る?進行段階と治療方法を解説
2026.04.16
こんにちは。
岡山市北区中仙道にある多田歯科医院 院長の多田 利哉です。
本日は先月に続き歯周病をテーマに「歯周病は治る?進行段階と治療方法を解説」についてお話しします。
「歯周病は治るの?」というご質問は、多くの患者さまからいただきます。結論から言うと、初期の歯周病であれば改善・回復が可能ですが、進行すると完全に元の状態に戻すことは難しくなります。そのため、早期発見と継続的なケアが非常に重要です。
歯周病とは?
歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨が細菌によって破壊されていく病気です。実は、20歳を過ぎてから歯を失う原因の第1位が歯周病といわれています。むし歯のイメージが強いかもしれませんが、大人にとっては歯周病の方が身近で怖い病気なのです。

歯周病の症状
歯周病のやっかいな点は、初期にはほとんど自覚症状がないことです。そのため、気づかないうちに進行してしまうケースが非常に多く見られます。
例えば、次のような症状はありませんか?
- うがいをしたときに血が混じる
- 歯ぐきが引き締まったピンク色ではなく、赤く腫れぼったい
- 歯ぐきから膿が出る
- 口臭が気になる
歯周病が進行すると、歯ぐきの中に膿が溜まり、強い痛みが出ることもあります。この痛みを「歯の痛み」と勘違いされる方も少なくありません。しかし実際には、歯ではなく歯ぐきの炎症が原因となっているケースも多いのです。
また、膿が溜まることで口臭の原因にもなります。見た目だけでなく、日常生活にも影響が出てしまうのが歯周病の特徴です。
歯周病の原因
歯周病の主な原因は、歯に付着した歯石と、その周りに増殖する細菌です。歯石は一度付着すると歯ブラシでは除去できず、その表面に細菌が増えやすくなります。
その結果、歯ぐきに炎症が起き、徐々に歯を支える骨まで影響が広がっていきます。
歯周病の治療方法
歯周病の治療は、進行度によって異なりますが、基本的には原因となる細菌や歯石を取り除くことが中心です。
例えば、膿が溜まって強い痛みがある場合には、まず膿を出す処置を行います。これにより炎症が軽減し、痛みも和らぎます。
その後、歯石除去やクリーニングを行い、歯ぐきの状態を改善していきます。進行している場合は、より専門的な治療が必要になることもあります。
毎日のケアが最も重要
歯周病は治療だけで終わるものではなく、日々のケアが非常に重要です。
- 歯ブラシでの丁寧なブラッシング
- 歯間ブラシやフロスの使用
- 磨き残しを減らす工夫
これらを継続することで、歯周病の予防・再発防止につながります。特に、歯と歯の間は汚れが溜まりやすいため、補助的な清掃器具の使用が欠かせません。
また、歯周病予防効果の高い歯ブラシを選ぶこともポイントです。

定期的なメンテナンスの重要性
セルフケアだけでは落としきれない汚れもあるため、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。
プロによるクリーニングとチェックを受けることで、早期に異常を発見し、重症化を防ぐことができます。
将来の歯を守るために
歯周病予防は、できれば子どもの頃から習慣化することが理想です。そして大人になったら、自分自身でしっかりと管理していくことが求められます。
その後も定期的な予防処置を続けることで、神経のある健康な歯を長く保つことができます。
自分の歯で食事ができることは、生活の質に大きく関わります。できるだけ多くの歯を残せるよう、日々のケアと予防を大切にしていきましょう。
最新の治療について
近年では「ブルーラジカル」といった新しい歯周病治療も登場しており、より効果的なアプローチが可能になっています。
歯周病は「気づいたときには進行している」ことが多い病気です。少しでも気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。
岡山市北区中仙道にある多田歯科医院
多田歯科医院は、岡山市北区中仙道にございます。
JR山陽本線「北長瀬駅」より徒歩約14分、
お車でお越しの方は、専用駐車場(6台)をご利用いただけます。
当院では、皆様の歯とお口の健康を第一に考え、丁寧な説明と治療を心がけております。
かかりつけの歯医者として、どうぞお気軽にご相談ください。